2011/05/30

5/29(日)にヤマハミュージック東海 浜松店8階かじまちヤマハホールでドラマー神保 彰さんの
ンマンオーケストラを堪能してきました。!! 遅延エントリーでスンマセン。
(ワンマンオーケストラ:生ドラム+MIDIトリガーシステムを駆使し、一人でドラムとメロディーを
リアルタイムに叩くという究極のパフォーマンスです Youtube 神保 彰 公式チャンネル は必見 )
しかし台風2号の足音がひたひたとせまるのを差し引いても日曜の街中に人影は疎ら
うーんっ、寂しいぞ さみしいぞ〜浜松…ってなこと感じながら少々遅れて会場入り
開演前はこんな感じ、中心のドラムセットの周りを360度取り囲む客席配置で、
ドラム後方の最後列がかろうじて空いていたためこの場所で観ることに。
昨年は前方2列目だったので、演奏堪能といった趣だったけれど、
今回は神保氏の背中ごしにドラミングそのものを凝視してみようかと思った次第、
でも、後方で観るなら“地団駄バスドラミング”の足元がみれる最前列の袖がよかったなと
自分の出足の遅さに後悔しまくり!! で、まあ気を取り直してドラムセットを開演前に撮りまくる。
神保氏のサイトのセッティングリストとは仕様は替わっていて
ドラムセットは昨年から氏の30周年記念モデルのYD9000AJ、(ウッドボディが渋いっ!!)
MIDIトリガーシステムはDTX。
『スネアリムにセンサーピックアップ(?)があぁっっつ。』と萌えてみたりする。
こうしてDTXの配置とかしげしげ見てると、メロディの一音一音をシンセでつくり、
PADの打順にプログラミングするといった『仕込』の壮絶さを想うに、
プロフェッショナルであると同時に演奏・ドラミングが好きだという
“熱”を持ち続けているから出来るコトなのかなと想像する次第。

そして、LIVE開演!! 頭からいきなりのEarlyカシオペアメドレー
(ASAYAKE〜DominoLine〜Dazzling〜MidManhattan)でアガリまくりっ!! 
“Domino−” や “−Manhattan”がワンマンで再現出来るなら、
カシオペアのLiveで“SPACE ROAD”の超絶ユニゾンにドラムも加われるかもと、
“実現困難”な妄想をしちゃってみたり。 

“オペラ座の怪人” “サウンド・オブ・ミュージック”では、
ドラミングの半拍・タメの絶妙なタイミングでメロディを叩くと、
いい塩梅の旋律に聴こえるんだなと再確認したりした。

新譜:ジンボジャンボリーからは2曲とちょっと控え目だったが、
なるほどMCのとおり「これからの季節に合った」高揚感でいいです
Yputube:神保 彰 / ジンボジャンボリー (intro) http://youtu.be/lpOtFz9oiA0

ドラムソロではクライマックスの怒涛の連打に圧巻!! 
氏の背後を観ているとスティックの軌跡の残像が扇に映るほど速すぎで、
千手観音が全ての手で扇子を振っているかのように見えるのだ!!

で、直前に神保氏のTwitter(@jimboakira)でトラブルの侘びツイートがあったり、今日のMCでも
「時にはトラブルが起こるかも…」と語ってたりしていたので、「もしや、でも まさかなぁ」と思って
いたら、 “マイケル・ジャクソン20分12曲メドレー”のときに“もしや”のトラブル発生!! 
でも右手側でリズムキープしつつ 左方のトリガーパッド辺りを弄って一曲スキップするという
素人耳には何ら破綻が分からぬナイスリカバリー術、
11曲メドレ−にはなったものの思わぬスリリングな展開を楽しみました。

タンゴ(曲名失念)やジャズ(“spain”)にSPYメドレー(ミッションインポッシブル+007のテーマ)と、
曲調もバラエティーに富んでいたり MCで“とくダネ”の“アマタツ”ネタを披露して頂いたりと、
ドラマーの枠を楽々と飛び越えるパフォーマンスにはただただ平伏しました。

願わくば神保氏が「叩き続ける」と豪語する30年後まで
毎回楽しませて頂きたいと願うばかり。














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