2014/01/18

主人公坂井タマ子の父親とのパラサイトな日々を四季を通じて綴ったホームドラマ。
年頃の娘をもつ 父親の立場で この映画を観ると、 タマ子のダラけっぷりと娘のソレがドッペルゲンガー的な類似で ツッコミ小言のひとつも入れたくなる。
しかしまあ 作品冒頭の数分間のタマ子( 前田敦子:以下 あっちゃん )の寄生っぷりの演技って そのまんま映画の雰囲気を形作っている“出ヲチムービー”の感すらあるなぁ。
タマ子の やさぐれ感 や 気だるさ と自堕落な“気分”に 演技の説得力感じちゃうのは娘とシンクロさせて観てるからなんだろうけど まぁ面白い。
父親と娘って性格の根幹似てくるって何かで聞いたことがあるけど、だからか タマ子が引きずってる堕落性にはシンパシーを覚えちゃうんで、共感を通り越して吐き気をもよおすくらいの気恥ずかしさがある。
あっちゃん新境地演技が笑いの琴線をくすぐる“疼きの面白さ"を感じた作品でした。

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