2012/02/16

 ​今号の『BRUTUS 3/1号』 特集は 『マンガが好きで好きでたまらない。』1作に1人が見開きで好きな漫画に対し持論を語る内容が面白かった。中でも気になったコラムはこの4本、第7巻発売直前の『3月のライオン』と実写映画化公開間近の『宇宙兄弟』に『めしばな刑事タチバナ』『進撃の巨人』といっったところ。

 『進撃の巨人』は作者本人が寺田克也氏と対談していて、作画の裏側の一部を垣間見られるのが面白い。寺田氏が巨人の描写について語るくだりが興味深かった。また “30巻超え、名作アンチョコ。” は並み居る大作の『ドカベン』シリーズ 既刊169巻の情報密度に驚愕!! 

昨今のマンガランキングをみる度に ジャンルが多様化・細分化していて 斜め上の切り口の漫画が増えたなあと改めて思っていたのと、その物量に気圧されているので、今時の漫画の気分を味わうのに 今号は売ってつけ。今回の誌面で取り上げた作品のチョイスと 漫画愛を語らせる構成の面白さには共感しました。

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