
今回のPenの建築特集はリノベーション色 一色だ。
今回は特にマテリアルの使い方が面白い物件が連なる。

素材を土に求めた 乾燥成型タイルを壁構造に使った物件や

木柱をファザード状に外壁に張り巡らした物件は
大胆だけど奇抜に見えない 落ち着いた いい風情の建築。
面白いと感じたのは躯体のモルタル地に石膏ボード壁のパテ材で模様を描き表情を与えているリノベ例。

20数年前のBRUTUS「居住空間学」で目にした 化粧白ベニヤ板にアクリル絵の具で大理石模様を描く作例を思い出した。
コンクリートのスケルトン躯体をただ直に見せて 「モダンです 」じゃ無くて、素材の組み合わせの妙で表情を与えるアプローチが素敵だと感じた。
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