2011/03/21

すでにこの2本『キック・アス』は1月、『グリーン・ホーネット』は2月に観賞済で
『キック・アス』にいたってはDVDで観られるということで 鮮度落ちすぎなのだ。

で、この2本いわゆるアメリカヒーローモノの趣の映画で
『キック―』はメディアミックス的にアメコミが出版されているし
『グリーン―』は過去(といっても四十数年前だが、)日テレで
TVシリーズが放送されていて、TVでのグリーンホーネット助手の『カトー』役は
かのブルース・リーだったということで(ウィキぺディア『グリーンホーネット』
現在の映画のフォーマットでどんなアクションを見せてくれるのかと期待して観賞。

まあそれぞれの主人公はかたや(キック・アス)さえない童貞学生、
かたや(グリーン・ホーネット)新聞社社長のドラ息子で 
単純な似非正義感で『ヒーロ稼業』を起業する『未成熟なガキ同様』な主人公
それぞれ活躍はパートナーだよりで、
クライマックスで悪に対峙する意義に覚醒する展開も同様。
おまけに敵である悪の存在が地元に巣食う『マフィア』であったり
悪役側がヒーロー気取っちゃうところも似てたりする。


でもまあ昨今 ハリウッド映画では数に暇なくアクション映画はあるので、
観終わった後にそれらを上回る爽快感がある訳でも無いのだが、
あえてのヒーローモノの題材とすることで 緊迫感とコミカルな部分とで
うまくバランスとっている感じで適度な高揚感を楽しめました。

キックアス助演の『ヒット・ガール』役『クロエ・グレース・モレッツ』は
完全に主役を食ってましたね、アクションはもとより「言わされた」と申していた
伏字啖呵のセリフの数々は キュートなルックスとのギャップと相まって KOされます。
クロエ嬢のみを目で追うだけでもDVDは必見です。
(しかし3.11前 地元のTSUTAYAのCMスポットで『ヒット・ガール』の宣伝を流していたけれど
クロエ嬢のイカシタアクションシーン“のみ”をフィーチャーしていて
PG12+の内容を知らずに子供と観賞ってことにならなきゃいいがと、いらぬ干渉をしたりする。)

グリーン・ホーネット助演の『カトー』役『ジェイ・チョウ』もまた存在感が
主役のセス・ローゲンを食ってましたねぇ、
また、この人多彩なんですね〜エンディング曲"Nunchucks/ヌンチャク"
は彼の提供とのこと(ってむしろそちらが本業?)

とにもかくにも幾多のヒーロ映画とは切り口が異なる
面白い映画でした。



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